トラックで有名ないすゞもバスには積極的

トラックで有名ないすゞもバスには積極的

トラックで有名となり、大型を中心に人気を誇っているいすゞですが、バスもシリーズとして多く持っています。バスは大型と中型を中心にしつつ、マイクロバスも提供しています。販売されているバスは、徐々に進化を続けるようにして、快適に利用できる仕組みとなります。

大型に優れたバスが揃っている

中でも大型に優れたバスをたくさん排出しています。路線バスなどに利用されている大型として、ERGAがあります。こちらは一部を変更していることで、送迎用としても販売されていますが、大半は路線バスとして利用され、大型なものが必要な区間に導入されています。

大型でも安全性に優れているポイントが多く、LEDライトによって広範囲を照らすことができます。広く確認を取ることができるのは、バスの安全な運転には大事なものとなっていますので、安心して運転できるような状況はとても大事になります。ライトについては、路肩にもつけるようにして、バスが通行することをわかりやすくしています。

安全な運転ができるように、ABSなども導入されています。ABSは自動車では当たり前の機能となっていますが、いすゞのバスにも導入されるようになり、より安心できる運転が可能になっています。HSAによって、ブレーキから足を話したとしても、正常にブレーキが機能するようにしていますので、ブレーキによるトラブルも起こりづらくなっています。

運転席側のハンドルについては、衝撃で曲がらないようにする工夫が施されています。ハンドルが曲がってしまうことは、運転できない状況となってしまい、事故を拡大させる要因になります。いすゞは耐久性を向上させることによって衝撃を押さえ込むようにしていますし、運転が続けられるようにしています。

整備をする時、ERGAは多くの部分をチェックしやすい構成となっています。ディスプレイによって確認できる方針を採用しており、どの部分が不足しているのかわかりやすくしています。確認できる情報量が多くなっているので、整備の問題が起こりづらくなり、簡単に点検ができます。

サビなどの対策も十分に行われています。防錆対策を全面に施すことによって、全体的に錆を感じることがなく、綺麗な車体を維持できるようにしています。昔に販売されていたバスよりも、錆が起こりづらくなっていますので、きれいな状態が続きやすい良さを持っているのです。

高速を安全に運転できる仕様のGALA

もう1つの大型バスとして、GALAというタイプも販売しています。こちらも機能性の充実が図られているタイプで、安全に運転できるようにしています。GALAは高速バス用に開発されているものですので、更に安全性能が向上されているタイプになります。

向上している部分としては、坂道の発進を補助してくれるシステムがあります。坂道発進は難しいとされていて、特にバスの場合は下がってくる可能性がありますので、とにかく慎重に発進を行わなければなりません。システムでサポートしてくれることによって、確実にパワーを路面に伝えることが可能になり、発進が行いやすくなっています。

視界に関係しているモニターも搭載されています。高速バスの場合は、どの方向から車が来るのか予測をしながら運転していくのですが、意外と予測が難しいとされています。モニターによって監視ができるようになり、状況の把握を行いやすくしていることが大きなポイントで、運転しやすい状況を作りやすくなっています。

もしものときも衝撃を吸収してくれる仕様

もしもの時の対策もしっかり行われています。全面の安全性を最大限に確保するようにして、正面衝突を起こした場合には衝撃が吸収される仕組みとなっています。一番事故が大きくなる傾向にあるのは、正面衝突を起こしている場合の状況です。

衝撃をしっかりと吸収して、前のほうが壊れないようにしている工夫をしていることによって、乗客の安全を確保することができます。高速バスですので、衝撃が多くなってしまうことも多いのですが、全面の安全性を他のタイプよりも確保していることで、安心して乗ることのできる状況が生まれています。その上で軽量化とボディ剛性のアップを図るようにして、重さを感じないバスにしているのです。

多くの地域で活躍しているいすゞのバス

大型バスの2種類は、どちらも多くの地域で活躍しているタイプです。バスが多く運行している地域には、いすゞのバスも利用されるようになっています。パターンを変えることによって、様々なタイプに変えられるところがいすゞのポイントで、用途に応じて座席などの変更を行ったり、ノンステップバスに変更するなどして販売しています。

中型バスとして販売しているタイプは、大型バスを小型化させているような形式となっています。大型ほどの設備を整えているわけでもありませんが、剛性などのアップはもちろんのこと、運転を快適にできる設備が多く搭載されています。mioという名前がつけられているタイプは、全て中型バスとして作られているものです。

中型は、利用する人がそこまで多くない傾向もありますので、リラックスして乗車してもらうことを考えています。送迎用に作られているタイプの場合は、リクライニングが可能にしており、倒すことによって楽に乗車してもらえるようにしています。運転中に不快感を感じてもらわないようにする工夫が、いすゞのバスには施されています。

大型に似ているような見た目で、中型用に改良されているのがいすゞの中型バスです。見た目としてはそこまで変わっていないので、大きさを見ないと判断がつきづらいかもしれません。大型に力を入れているいすゞだからこそ、中型以下のバスについては大型を参考にする形にしており、現在製造されているものは大型と似た特徴を持っています。

中古でも市場に多く出回っているいすゞのバス

中古で販売されているいすゞのバスは、かなり前の製品も多くあります。結構前に作られているバスだと、現在利用されている技術が使われていないなどの問題はありますが、長年利用できるという良さを持っています。ボディ剛性がしっかりしているのは以前からの特徴ですし、耐久性の高いバスであることも確かです。

長く利用できる要因として、どのタイプも整備が行いやすくしているメリットを持っています。大型の扉を採用することによって、あらゆる部分がひと目で確認できるようにしています。昔から利用されている方式で、大きなもので囲ってしまうことで、点検の際は1つの扉を開けるだけで大体の情報を把握できます。

現在はディスプレイの活用によって、あらゆる情報がすぐに分かるようにしていますが、中古で販売されているタイプには導入されていないものもあります。その場合でも、メンテナンスが行いやすくなるように、そして整備が丁寧に進められるようにするために、多くの場所を一括で確認できる構造にしています。エンジン周りなどがひと目でわかりやすくしていることで、メンテナンスは行いやすくなりました。

他のメーカーとの違いは、点検のし易い部分にあります。点検を上手に行っていけるようにすることで、バスの問題を解決することができる他、安全性の確保をしっかりと考えていけるようにします。点検漏れなどが起こらないようにする工夫をしていることで、確実な安全性を手に入れるのです。

これからもいすゞのバスは、安全性と快適性を重視した形がどんどん登場することになります。シートもブルーを中心としたものが多く、爽やかなイメージを与えています。大型をベースとしているバスは、中型以降も大型の良さを感じられる形で、今でも生産を続けています。

※画像はイメージです。

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