バスの豆知識-車両関係-大型2種 教習車として使用可能な車両とは…?

大型2種 教習車として使用可能な車両とは…?
大型2種免許を取得する際に使用する教習車。
バスもAT化が進んでおり、新車で大型2種の教習車を調達できなくなります。
一般の普通免許同様、AT限定なんて免許はございません。💦
今現在大型2種を取得できる多くの教習所は中古車両をベースに教習車へ改造し使用しております。
しかし、その教習車に使用できる車両も条件が決められています。
それでは、どんな車両が適合するのでしょうか?

大型2種 教習車両として使用できる条件

教習車として使用できる車両の条件①「車両のサイズ」

長さ:10.00~11.00m
幅 :2.45~2.50m

教習車として使用できる車両の条件②「ホイールベース」

ホイルベース:5.15~5.35m

教習車として使用できる車両の条件③「変速方法」
もちろんATは不可。 
MT車でバスでは一般的なフィンガーシフト(FFシフト)

となります。
型式としては以下の車両が適合します。

いすゞ   LV280N  LV380N LV234N 等…
三菱ふそう MP35JM  MP37JM 等…
日野    HU2PM KV234N 等…

実際にはワンステップもしくは2ステップが好まれます。
理由としてノンステップですと床の底上げ作業が必要で改造費用がかさむ為との事。

ちなみに…。大型2種免許取得の条件

大型二種は21歳以上で、四輪免許 (大型、中型、普通、大型特殊) のいずれかを取得し3年 (自衛官などは2年) 以上経過している事が取得条件となります。

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